デジタルサイネージを導入するときのポイントは

最近街中や店舗で見かけることが多くなったデジタルサイネージですが、今幅広い業種で利用が進められており機能やコンテンツも多様化し、導入する事業者は増えてきています。では初めてデジタルサイネージを検討するとき、どのようにして機器を選ぶべきなのかいくつかポイントを押さえておきましょう。まず使用場所ですが屋内仕様と屋外仕様に分類され、屋内タイプは店舗やテナント内など雨風の影響の無い場所で使用するもので、防水機能がついていないため価格は比較的安価です。屋外タイプは店舗の軒先など完全屋外での使用になり、防水機能を備えほこりにも強い設計となっています。

ディスプレイは太陽光に耐えられるものになっているため、価格は屋内より高額になります。次に輝度ですが、夜間のみの場合や常に薄暗い場所で使用するなら350から500カンデラ程度の輝度で良いでしょう。日中直射日光を受けない場所での使用ならば、最低700カンデラ以上の輝度が必要で、屋外なら1200カンデラ以上がお勧めです。またディスプレイの設置方法に、スタンドタイプと壁に固定するタイプと壁の中に埋め込むタイプがあります。

スタンドタイプはすぐに移動できることがメリットですし、壁掛けタイプはたくさんの人に情報を見てもらいたい場合に有効で、ある程度高い位置に設置することがポイントです。駅の構内やホテルなどの設置に適しているのが埋め込みタイプですが、埋め込み作業や配線を引く必要があるため高額な工事費がかかります。そしてもうひとつデジタルサイネージで重要なのが、スタンドアロン型とクラウド配信型のどちらにするかです。USBカードなどを利用した非ネットワーク型配信がスタンドアロン型で、一台のみの設置の場合や頻繁にコンテンツの変更をしない場合に適しています。

一方ネットワーク型配信のクラウド配信型は、複数台設置する場合や頻繁にコンテンツを更新したい方にお勧めです。

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