システムプログラムについて
プログラムは一般的にすべての機能を完結するように考えられていますが、大規模システムであればあるほど分業制になっており、機能を複数の人間で開発することも珍しくありません。プログラミングは文法と構文を学んだ上で行なう仕事です。プログラミング言語は多数あり、それぞれに文法と構文が用意されています。中には数字のみで書いていく言語もありますが、多くの場合は高級言語と呼ばれる人間が見て意味が分かる構文を利用することが多いです。
システムプログラムにおいて正しく動いている状態は仕様書の通り動いていることを意味します。一般的には正しく動くとは仕様書の存在を気にせずに見たままで判断しますが、プログラムではあくまでも仕様書次第となります。そのため仕様書に問題があればプログラムとして間違っていたとしても正しいということになります。システムプログラムにおいてはプログラマが間違いに気づくことが多く仕様変更なども行なわれることがありますが、複雑に入り組んでいるモジュールも多く、1つの変更が他の箇所への影響もあることがあり、すぐに変更できずに工期が延長される場合も少なくありません。
そのため、プログラミングに入る前の設計段階で時間を十分に取ることが多いようです。逆にコーディング作業については人員を配置すれば並列稼働も可能となるので力技で開発をやりとげる会社も少なくありません。そのために仕様書を作る際は出来る限り小さくし、並列可能な状態にすることが多いようです